統合失調症|幻聴、人の視線が気になる|櫻和メンタルクリニック|女性医師

東京都豊島区巣鴨1-19-12 八木下ビル3F

03-5319-1908

統合失調症schizophrenia

統合失調症について

統合失調症について

幻覚や幻聴、妄想、興奮などの典型的な症状のほかに、意欲の低下や感情の起伏の喪失、ひきこもり傾向など、様々な精神症状を呈します。例えば、下記のような症状が表れます。
若い人に多く、患者様の約8割は、15~30歳の間に発症すると言われます。
人間の脳の働きは、脳に張り巡らされた神経のネットワークが司っています。目や耳から入った情報の処理、思考、感情などは、すべてこの神経ネットワークの働きによって営まれています。そうした働きをうまくまとめることができなくなっている状態が、統合失調症の本体です。

【統合失調症の症状(例)】
  • 誰かが自分の悪口を言っている 
  • 奇妙なものが見える
  • 体に妙な感覚がある
  • 誰かに見張られていると思う
  • 自分の行動や考えが誰かに支配されていると思う
  • 喜怒哀楽が乏しくなる
  • 意欲や気力が低下し、興味や関心を示さなくなる
  • 言葉数が極端に少なくなる
  • 他者とのかかわり合いを避けるようになる
  • 注意力がひどく散漫になる
  • 作業能率が著しく低下する など

統合失調症の症状

統合失調症の代表的な症状には「陽性症状」と「陰性症状」、および「認知機能障害」があります

陽性症状
現実には無いものをあるように感じたり、存在しない声が聞こえたり、あり得ないことを信じてしまう、幻覚や幻聴、妄想などです。
陰性症状
思考や感情の働きが低下している状態です。
喜怒哀楽が乏しくなり、表情の変化も少なくなり、意欲が減退し、何事に対しても関心が薄くなり、身だしなみにも無頓着になり、昼夜逆転の生活になることもあります。家族や友人を含め、他者とのコミュニケーションを避けるようになります。
認知機能障害
物事を記憶する。注意を集中する。計画を立てる。判断するといった脳の機能です。統合失調症では、この機能が低下します。

統合失調症の治療

統合失調症の治療の柱は、薬物療法と精神科リハビリテーションです。

薬物療法
統合失調症の治療薬は開発が進んでおり、様々な種類があります。新しい薬剤は、副作用が少なく続けやすいものが多くなっています。医師と相談して症状に合った適切な薬剤を継続してください。
自己判断による服薬中断は症状の再燃につながりますから避けるようにしましょう。
内服薬の他に注射剤により月1~2回程度の注射で安定を維持できる場合もあります。
精神科リハビリテーション
薬物療法と精神科リハビリテーションは、統合失調症における治療の二本柱になっています。精神科リハビリテーションには、病気の知識やストレス対処法を学ぶ心理教育、人間関係を円滑にする練習を行うSST(社会生活技能訓練)、記憶力や集中力などをつけるための認知機能リハビリテーションなど、様々な方法が知られています。
当院デイケアでは、こうした内容を実施しています。

クリニック概要

豊島区 巣鴨の心療内科 精神科
医療法人社団櫻和会櫻和メンタルクリニック 院長 山野 かおる
(日本精神神経学会認定精神科専門医/精神保健指定医/日本医師会認定産業医)
03-5319-1908

〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-19-12 八木下ビル3F
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