強迫性障害|戸締りや手洗いの繰り返し|櫻和メンタルクリニック|女性医師

東京都豊島区巣鴨1-19-12 八木下ビル3F

03-5319-1908

強迫性障害obsessive compulsive disorder

強迫性障害とは

強迫性障害

不安もしくは不快な考え(強迫観念)が頭に浮かんできて、それを抑えようとしても抑え切れず、またそのような考えを打ち消そうとして、一定の行為(強迫行為)を繰り返さずにはいられなくなります。
強迫症状が「つまらない」「ばかげている」「不合理だ」と本人もわかっています。強い不安のため症状を抑え切れなくなります。家族など身近な人を強迫行為に巻き込み、周囲も生活に障害が出ることがあります。

強迫性障害の具体的な症状(例)

  • 汚れを恐れて、何度も手洗いや洗濯、入浴などを繰り返す。
  • 窓や玄関のカギ、ガス栓、電気器具のスイッチなどを何度も何度も確認する。
  • 自分の決めた回数や手順に沿って物事を行わないと不安になり、少し間違えると初めからやることをくりかえす。
  • 物の位置や左右対称性、数字などにこだわりがあり、それから外れると不安が強まる。

強迫性障害に気づいたら

上記のような強迫症状は、うつ病や統合失調症など、他の精神疾患でもみられるため、鑑別も大切です。ご家族の協力も大切ですが、本人の強迫症状に巻き込まれると、かえって悪化させることがあります。専門的の助言を受けて治療に臨むことが必要です。

強迫性障害の治療

治療法には、主に薬物療法と精神療法があります。

薬物療法
強迫症状や不安症状に働きかける投薬が行われます。
精神療法
「曝露反応妨害法」と呼ばれる、一種の認知行動療法が特に有効とされます。あえて強迫症状が出やすいような場面に少しずつ直面させ、しかも強迫行為を行わないように指示し、不安が自然に消えていくまで、その状態にとどまらせる方法です。状態に応じて併用されます。

クリニック概要

豊島区 巣鴨の心療内科 精神科
医療法人社団櫻和会櫻和メンタルクリニック 院長 山野 かおる
(日本精神神経学会認定精神科専門医/精神保健指定医/日本医師会認定産業医)
03-5319-1908

〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-19-12 八木下ビル3F
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